【幼児期】
療育の課題
産×学
幼児期は、身近な人や周囲の物、自然などの環境とかかわりを深め、興味・関心の対象を広げ、社会性や認識力を発達させていくとともに、食事や排泄、睡眠といった基本的な日常生活動作や習慣を獲得していく時期です。日常生活における困難感に対して認知・運動・感覚など多角的なアセスメントをもとにしたサブタイプ分類を行い、遊びを通じた治療法を開発します。
【学童期】
教育の課題
精神×身体×発達
学童期は、子ども同士の交流活動や自然体験の減少などから、子どもが社会性を十分身につけることができないことが多く、精神的にも不安定さをもち、周りの児童との人間関係をうまく構築できず集団生活になじめないといった問題が生じます。日常生活レベルの問題とQOLの関係について調査することで、不適応状態の持続を防止し,改善するための取り組みを行います。
研究の目標
リハビリテーションにスマート・デバイスを活用して、発達障害の子どもに生じる心身の問題を明らかにし解決するための臨床研究、及び既存のリハビリテーション評価法を刷新する手法とアプリケーション開発を目指しています。人がライフステージで直面する「こころとからだ」の問題解決に貢献できる視点に着目した研究を行っています。
略歴
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 講師
2019年
京都大学大学院・医学研究科・人間健康科学系専攻(特定助教)
課題解決型高度医療人材養成プログラム(ASD project)
2020年
京都大学大学院・医学研究科・人間健康科学系専攻 (助教)
京都大学医学部附属病院とのダブルアポイントメント
2022年
京都大学大学院・医学研究科・人間健康科学系専攻(講師)
トピックス
コンタクト
入江 啓輔 講師
TEL&FAX:075-751-3968
e-mail:irie.keisuke.8n(at)kyoto-u.ac.jp
京都大学大学院医学研究科
人間健康科学系専攻先端先端作業療法学講座
〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町53